登山者の憧れ装備!軽量版JETBOILスタッシュを比べてみた

JETBOIL

JETBOILといえば少ない燃料で高速沸騰できる事で有名なギアの1つではないでしょうか。

JETBOILはフラックスリングと言われる特徴的なじゃばら状の吸熱フィンと、断熱性能が高い生地(コジー)がクッカを覆っており、この2つの機能で熱効率を上げ低燃費で高速沸騰を実現しています。

通常バーナー(ストーブ)とクッカーは別売りですが、JETBOILは全てセットになっている事も特徴としてあげられます。

2021年に新発売したJETBOILスタッシュ

JETBOILスタッシュ

JETBOILスタッシュは2021年に発売されたモデルでJETBOIL史上では超軽量で高速沸騰を実現した初めてのモデルとなります。

重量は約200g(バーナー:約60g/クッカー:約140g / 付属スタビライザー除く)となり、近年普及してきたファストハイクやウルトラライトでの登山スタイルでも利用することを想定していると思います。

JETBOILとSOTOを比べてみた

JETBOILスタッシュ

筆者が所有しているストーブの主力であるSOTOのウインドマスター(SOD-310)とJETBOILスタッシュでの沸騰時間を比較してみました。

  1. 容量500ml、水温20℃、無風状態
  2. JETBOILは付属のクッカー、SOTOはエバニューチタンクッカー

という条件で沸騰のテストをしました。

結果はJETBOILスタッシュ 107秒、SOTOウインドマスター 182秒と1分以上早く沸騰させることができました。

スタッキングも美しい

JETBOILスタッシュのスタッキング

JETBOILの全ての製品に言えるのですがJETBOILはクッカー内にバーナーとガスボンベ、スタビライザーを含めて全てクッカー内に入るようになっているのですが、スタッシュも同様に小型ながら全てクッカー内に入れることができます。

特にガスボンベの収納がよくできており、フタにガスボンベが固定することで効率よくを収納できるようになる事と登山中にザックの中でカタカタと音がでずらいなどのメリットがあります。

欠点もあるスタッシュ

沸騰速度はさすが世界のJETBOILでしたが、JETBOILでよく言われるのは湯沸かし以外の調理ができないという点です。

高速沸騰に特化しているJETBOILは火力の微調整が難しく調理をするとどうしても焦げ付きやすくなり、JETBOILの利用はインスタント系の食事が多くなる傾向にあります。

JETBOILマイクロモはとろ火ができるので調理メインの場合はJETBOILマイクロモを候補に入れるといいかもしれません。

自動点火装置はついていない

SOTO充填式のSOTO マイクロトーチ

スタッシュには自動点火装置が付いていないため、別途ライターなどが必要になります。

自動点火装置は標高の高い山域や雨や雪などの天候の場合は点火できない場合も多いのでライターは必須装備としたいところです。

ガス漏れしやすい

これは筆者が入手したモデルのみかもしれませんが、ガスボンベとストーブ本体を接続する際にガス漏れが発生する事が気になりました。

多くのバーナーではガスボンベとストーブ本体の接合部にゴム製のパッキンがあり脱着時にガス漏れが発生しづらい構造になっているのですが、JETBOILスタッシュではパッキンが省かれています。

これにより脱着時のガス漏れは発生しやすくなるものの、パッキン劣化などのメンテナンスフリーになり長期間使い続けても性能が劣化しづらいメリットがあります。

装着後はもちろん、ガス漏れしないので利用自体に問題はありません。

まとめ

JETBOILはバーナーの中でもクッカーとストーブがセットで1つの製品になっており、その他の製品と直接比較する事が難しく、沸騰速度はクッカーの素材によっても大きく左右されます。

  1. クッカーとバーナーが付属で迷うことがない
  2. 調理は難しいがインスタント食メインにはオススメ
  3. 軽量でファストパッキングにも最適

クッカーが付属しており軽量なためクッカーとバーナーに悩まずに高速沸騰させることができるので初心者の方にもオススメです。

少々値ははりますが、クッカーとバーナーに悩むことはなくなり、クッカーだけでも使えるのでコスパも良いのではないでしょうか。

JETBOILスタッシュSOTO ウインドマスター(SOD-310)
沸騰時間107秒182秒
自動点火装置なし付属
ガスボンベ専用専用
クッカー付属別売り
JETBOILとSOTOの比較